舗装材・景観材 選定チェックシート
皆様のお宅でこんな事でお困りでは?

・入り口の段差修正をしてバリアフリー化したい
・泥はね、土埃で困っている
・芝生とブロックの組み合わせでおしゃれな玄関アプローチを作りたい
・門扉、塀を直したい
・レンガの花壇を作りたい
・子供達が喜ぶお洒落な水飲み、足洗い場を作りたい
・水溜りをなくしたい
・家の外廻りを綺麗にしたい
・滑りやすいタイルを貼り換えたい
・タイルを貼り換えずに綺麗に洗って汚れを落としたい
・外部タイル階段の先端角部分(コーナー)のタイルを貼り換えたい

アライブコーポレーションは皆様からのご相談・ご希望をお聞きして最適な改善方法、最適な景観材料をご提案! 
責任施工致します!

舗装って?なあに

舗装とは、簡単に説明すると道路の耐久力を増すために、その表面をアスファルト、コンクリート、タイル、石、煉瓦、インタロッキングブロック、平板ブロックなどで固める事です。

舗装&景観材の下はどうなっているの?

ご使用になる景観材料により、材料の下部の構造(舗装断面)が大きく2つに分かれます。 詳しくは選定チェックシートをご覧下さい。

タイル舗装や石貼り舗装に代表されるように、表層材をコンクリート床板などの剛性の高い構造体に貼る方法、インターロッキング、レンガ、平板ブロック、敷石舗装のように路盤砕石の上に直接敷く(置く)方法です。街中でよくみられるアスファルト舗装も大別するとこれに含まれます。

※路盤とは、舗装路面に作用する荷重を分散させて、路床に伝える役割を果たす部分です。
※路床とは路盤を通じて分散された荷重を最終的に支える部分である。


工法 舗装種別/表層材、素材 下部構造の例
貼る舗装 タイル舗装 磁器質タイル
せっき質タイル
石貼り舗装 板石(敷石)厚=30mm程度
小舗石ピンコロ 90*90*90(45)mm程度
敷く(置く)舗装 敷石舗装 切石(敷石)厚=60~80mm程度


平板ブロック舗装 コンクリートカラー平板
疑石平板(コンクリート・セラミック)
豆砂利洗い出し平板
タイル打ち込み平板
ブロック舗装 インターロッキングブロック
タイルブロック
レンガ
その他 塗る舗装 塗装カラー舗装 アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂舗装
敷き均す舗装 敷き均しカラー舗装 カラー骨材入りアスファルト舗装
アスファルト舗装 一般アスファルト舗装
固める舗装 コンクリート舗装 コンクリート舗装
舗装種別/表層材、素材 評価選定のポイント
透水・
保水性
機能
耐衝撃
強度
耐摩耗性 滑り
にくさ
弾性 高級感
タイル舗装 磁器質タイル ×
せっき質タイル
石貼り舗装 板石(敷石)厚=30mm程度
小舗石ピンコロ
90*90*90(45)mm程度
敷石舗装 切石(敷石)厚=60~80mm程度
平板ブロック舗装 コンクリートカラー平板
疑石平板(コンクリート・セラミック)
豆砂利洗い出し平板
タイル打ち込み平板
ブロック舗装 インターロッキングブロック
タイルブロック
レンガ
塗装カラー舗装 アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂舗装 ×
敷き均しカラー舗装 カラー骨材入りアスファルト舗装
アスファルト舗装 一般アスファルト舗装
コンクリート舗装 コンクリート舗装 ×
近年脚光をあびている透水性、保水性舗装について

夏の暑い日に打ち水をした時とか、樹木に囲まれた公園の緑道を散歩している時に感じる空気の匂い、さわやかさ、自然の涼しさ、皆様このよ うな経験はありませんか?
透水性・保水性って・・・なあに?

ぎらぎらと太陽が照りつける夏の日に打ち水をした時、樹木に囲まれた公園の緑道やせせらぎの歩道を散歩している時に感じる自然の涼しさ、胸いっぱいに深呼吸したくなる様なフレッシュな空気の匂い。
都市部にお住まいの皆様もこのような経験をお持ちですね、ではなぜ打ち水をしたりせせらぎの歩道を歩くと涼しく感じられるのでしょうか?

近年、都市部のインフラ整備工事において行われてきたアスファルトやコンクリート舗装、タイル、石貼り舗装は雨水を地中に戻すという自然のサイクルを無視してきました。 雨水は舗装材の表面を伝わって道路わきの排水側溝に流れ込み、やがては河川を経由して海に戻り再び蒸発して雨になるという循環でした。 その結果が地球温暖化へと導く原因の一つになり、都市部で多発する集中豪雨の際に排水施設へ流れ込む排水量がオーバー、都市型洪水が多発するようになってしまいました。

時代を逆行する事になりますが、一番安価で理想的な舗装とは・・50代以上の方ならなんとなく想い出されるかも知れませんが子供の時に歩いた懐かしい土の道です。 土を固めて出来ているだけでしたから雨が降れば泥濘(ぬかるみ)だらけ、滑って転んで泥だらけになった記憶をお持ちの方も多いのではないでしょうか? また土の道は晴れれば乾燥して土埃が飛び散りました。 なにも手を施さない自然のまま・・・暑い夏には土はひび割れを起こして、いたるところから雑草が生え、秋にはたくさんの落ち葉が堆積し冬が過ぎて春になる頃にはそれも土に還りました。その循環が豊かな土壌を形成してくれたのでしょう。 雨が降れば雨水は乾ききったひび割れだらけの土中に滲みこみ、晴れれば土中の雨水が蒸発する!真夏でも街中でも結構涼しかった記憶があります。 そうです、地球は潤っていました。

しかし今現在、私たちが暮らす都市の生活様式、利便性を考えた時に懐かしの土の道を街中に再現するわけにはいきません。 それではどうするの?

これから主流になっていく舗装とは?

打ち水効果、緑道やせせらぎの爽やかさ、素朴な土の道の利点や機能を学び、尚且つ現在の都市生活スタイルに適合した素材を使用するによって実現できる透水性・保水性舗装です。

ヒートアイランドの緩和・生態系保全(透水性舗装)
従来のアスファルト舗装 透水性舗装
この舗装をすることにより・・・どうなるの?

1. 雨水が地中に浸透、循環して地下水を豊富にし樹木や草花に潤いを与え成長させる。又土壌を活性化させる
2. 再度水分が地表から蒸発する時に発生する蒸散気化熱により舗装材表面が冷却され、ヒートアイランド現象を緩和させる効果が生まれる
3. 最近温暖化の影響から都市部で多発する集中豪雨の際、舗装材表面から排水施設への排水量を少なくすることにより都市型洪水の軽減につながる
4. 通気性に優れ、夏期でも照り返しが少ない
5. 舗装面が細かい凹凸になるため、雨の日でも滑りにくい
6. 水たまり、水跳ねを防ぐ

このように透水性、保水性舗装は地球環境にとても優しく、たくさんのメリットを持った理想的な舗装方法です
上記の舗装に適合する景観材としてはタイル、石材以外のもの全て候補にあげる事が出来ます。

参考

最近では公園等公共の場所などにさっきお話しました土の道を再現する研究が進んでいます。
土の道のやさしさ、あたたかさ、水はけ、土が持つ本来の色等の長所を生かし、短所に改善を加え防塵、防草、流失・侵食防止機能を持った自然に優しく、景観に美しく調和する土の道も登場しました。

アスファルトの舗装分野でも遮熱性舗装と言って舗装表面に遮熱性のある塗料等を塗布することによって、太陽光のうち赤外線域を反射させることで、 舗装体への蓄熱量を減少させ、路面温度を低減させる舗装も都市部の歩道では広まってきています。
又、高速道路において、雨天夜間時のヘッドライトによる路面反射ぎらぎら感の緩和や雨天時における路面表示の視認性の向上、すべり抵抗性の向上(ハイドロブレーニング現象の緩和)車両走行時の騒音の低減などを目的とした排水性舗装(低騒音舗装)も広まってきています。
舗装技術は進化を続けます。

高機能を持った良き時代へのノスタルジア

皆が毎日通る道だから・・大切にしたい。良いものだけを残したい・・

道のお話の続きはブログで・・・お会いしましょう!

タイル・石材・レンガ・インターロッキング等の景観材の工事、企画、設計、施工、監理請負を承っております。
お見積りお問い合せはお気軽にどうぞ。

お見積り・お問い合せ